中庭からやわらかな日が差し込み、まだ何も音もしない部屋に朝が来る。 和紙のふすまに木の葉の陰が踊り、茶の釜に注がれた湯の音がしゃんしゃんと、やがておもてなしのはじまりを告げる。
四季折々の絶景なる阿蘇五岳を望み雄大な外輪山に囲まれた湯の町、内牧。 ここ蘇山郷は、そんな湯の町の風情が漂う昔ながらの宿です。
昭和七年八月、和歌に通じていた先代の招きで、与謝野鉄幹、晶子夫妻がここを訪れました。 二人がたいそう気に入り歌を読んだと言うその思い出の座敷をそのままに、現在は洗練された新しい空間を作り出し、 お客様の心をなごませる宿作りを致して おります。 古きよき時代をこよなく愛する心と、新しい自然の心の調和を大切にしながら....。